ヤル気のヒキダシ第4回:ヤル気の基(もと)ドーパミン      

 こんにちは、”やる気引出しプロデューサー”の田辺 晃です。温かくなったり、寒くなったりのこの頃ですが、春は着実に近づいています。ところで本日春物のブルゾンを買いました。春物や夏物の服を買うと、気分が軽くウキウキとなるのは筆者だけでしょうか。ではヤル気のヒキダシ第4回の始まりです。
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読んでトクする連載特集
          「ヤル気のヒキダシ」

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第4回:ヤル気の基(もと)ドーパミン

 今回は、人間の脳の中でヤル気を作り出しているホルモン、ドーパミンについてのお話です。生きる意欲を作るホルモンとか快感のホルモンとも呼ばれます。

 人間の性格や気分は脳の作用によるとはいうものの、そこには精神とか霊魂とかに関係する、とても神秘的なイメージがあります。ところが、人間の性格や気分も、脳内神経細胞のニューロン間の信号伝達に関わる神経伝達物質の働きの状態によるものだというが分かってきました。そして人間のヤル気つまり意欲を作り出すのが、ドーパミンという物質なのです。最近は遺伝子操作やES細胞など、生命科学に関する記事を新聞などで見ますので、考えてみれば同じようなことかもしれませんが不思議な感じがします。

 ドーパミンは大脳にある黒質と線条体という部分に多く存在し、人の運動や意欲に関係した働きをします。したがって何らかの原因でドーパミンが少なくなるとパーキンソン病(歩行障害、手の振るえ、表情がなくなるなどの運動に関する障害や、自発的な行動をとらなくなる症状の病気)になります。適度に多く出ると意欲が高まり、行動的になります。しかし過剰になりすぎると、幻覚とか被害妄想が出てくるという怖い面もあります。ちなみに覚醒剤とは、ドーパミンに構造が近い化学物質であり、脳内でドーパミン神経間の信号伝達を活発にさせるものですが、結局脳内での状態がアンバランスになり幻覚や被害妄想の症状が出るようになるということです。

 さて、ドーパミンは、喜びや快感を感じると多量に放出され、脳内でニューロンのつなぎ替えがおこり、学習強化が起こります。そしてさらに快感・快楽を感じることが起こります。つまりこれはヤル気が再生産されるということですね。であれば、最初になんらかの取っかかりがあり、ドーパミンが放出されるきっかけを作ることができれば、あとは勢いづいてノッていけるということなのでしょう。ということは自分なりのヤル気のきっかけをいくつか持っておくと自分のヤル気をある程度コントロールできるのではないでしょうか。

 このあたりを次回以降考えていきたいと思います。

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先週から本格的に学びだしたNLPでは、「脳は快を求め、痛み」を避けるといいます。これもドーパミンに関係ありそうです。なお、本日は妻と娘と一緒にミュージカル映画の「マンマミーア」を見ました。明るい風景とエネルギッシュでノリノリな歌、母娘の愛情など、笑いと涙の映画でした。このときはドーパミンがジャブジャブだったのでしょうね。家族とよい関係を作る意欲が十分出ました。
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by atanabe-coach | 2009-03-01 23:29
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