心の鎧を脱ぎ捨てる

 今回は、「ヤル気のヒキダシ 」はお休みして昨日(28日)参加した、ちょっと変わった体験をさせていただいた勉強会について報告します。

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 昨日の勉強会とは、日本コーチ協会福岡県支部主催の「仕事に活かすコーチング”プラスα”のコツ」というものですが、タイトルから想像される職場のちょっとしたコミュニケーション改善というようなものではありませんでした。

 講師は、九州でのプロコーチの大御所、西嶋恵理子先生で、日本ではまだ12人しか学んでいない「関係性コーチング」の中身にちょっと触れるという内容でした。

 関係性コーチングって何?・・・なんでも、2人の人がいたら、その間の空間を対象とするのだそうです。いわゆる空気を読むというヤツでしょうか。これは日本人は得意なはずですが、アメリカで研究が進んでいるそうです。この「間」を良くすることにより、コミュニケーションの質をグーンとアップさせることが目的のようでした。

 コミュニケーションの質が高いとは、どういうことか。それには、自分に対してはどう向き合って心の基盤をつくるのか1対1のときに相手にどう対応するのか。こんなことをじっくりと、お話とワークをやりながら解説していただきました。お話をお聞きしながら、ああ自分は自分に正直になっているのか、ほんとうに相手に向き合えているのか、など自分を反省する気づきも多くいただけました。

 さて、おどろくべきことは、最後の方にあったワークです。1対1のコミュニケーションの質を「クオリティチャート」なるシートを使って評価するものですが、その前に10分間くらい、初対面の人とあるテーマについて話すのです。

 テーマはなんと、1回目:「最近どうですか」、2回目:「今、いやなこと」と、たったのこれだけ。えー、これだけで話すの。それも始めて会った人に、と頭は少々混乱気味。

 しかし、これがすばらしい会話になりました。初対面の方なのに、自分の思いや気持ちを深く話し合うことができたのです。そして10分間の話が終わった後は、その方とは旧知の間のような感覚がもてました。お相手いただいたKさん、Tさん、ありがとうございます。

 それまで、相手との向き合い方についての話を聴き、また「この場は安全。何を話しても批判、非難されない、秘密も守られる」という約束の下で、コミュニケーションを学びたいという思いを同じくする方との会話ですので、方向はそろうにしても、これほど心の底が話せるのでしょうか。会話の前にお互いに「私の役割○○の、上着を脱ぎます」といって脱ぐ身振りをして、心の上着を脱いだことが効いたのかもしれません。
 
 それにしても大変驚く体験でした。この後、心と体がたいへん軽くなった気がしました。西嶋先生、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。


 最近大阪で学んでいるNLPでも、自分の感情に正直になることの重要さに気づきます。私たちは、心に鎧をつけて、ビジネスの場で戦い続けるうちに、自分の本当の気持ちも分かりにくくなってはいないでしょうか。心の鎧を脱ぎ捨てて、正直な自分を探すことの大切さを感じるこのごろなのです。

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西嶋先生:大変面白い先生で、JALのスチュワーデス(と呼んでいた時代の方)時代は、お客様をいろいろ喜ばせたとか(吉本興行から派遣されているとの説明をされていた)。帰りに博多駅までの地下鉄でご一緒させていただき、個人的にお話させていただく機会をいただき、大変参考になりました。
 講演の中で、「ミクロとマクロの見方のバランスをとる」ということを言われており、その関連で、以下のU-tubeをご紹介いただきました。
"Powers of Ten"・・・一人の人間からどんどん遠ざかり、宇宙の果てまで行き、また人間の皮膚にどんどん近づいて、陽子や中性子の世界に行く映像です。すべての世界が共通の法則性つまり、
 宇宙の三大基本原則:共生、循環、フラクタル(自己相似形)
で貫かれているということを示しています。普段私たちが意識しないスケールを思い浮かべるのもおもしろいです。

 Powers of Ten
 U-TUBE
 解説
 
 西嶋先生の元気デザイン総合研究所

 

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by atanabe-coach | 2009-03-29 23:46
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