ヤル気のヒキダシ第23回(最終回):ヤル気のヒキダシまとめ 

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 こんにちは、”やる気引出しプロデューサー”の田辺 晃です。 まだ残暑がきついと感じたり、ときおり秋を思わせる過ごしやすい日があったり。過ぎ行く夏を少し感じますね。ギラギラ暑い夏が大好きな田辺は少しさびしく感じています。
 今回は、連載「ヤル気のヒイキダシ」の最終回となります。では、お楽しみください。

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読んでトクする連載特集
          「ヤル気のヒキダシ」

やる気引出しプロデューサー・田辺 晃がお送りする、読んでトクするブログです。あなたのココロにヤル気のヒキダシをつくりましょう。
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第23回(最終回):ヤル気のヒキダシまとめ

 このヤル気のヒキダシでは、まずヤル気とは何か、ヤル気の効用、ホルモンとの関係を見た後、ヤル気を高める個別の方法について見てまいりました。今回は最終回として、ヤル気を高める方法について整理をしてみたいと思います。

 ヤル気を高めるとは、結局「ものごとをなす」ことにおいて、「なかなか着手できない」ことを解決することであり、また1回限りで完了しないものについては、「着手したものの継続しない」ことを解決することです。まず、この2つの面から、前回までご紹介してきた個別方法を分類してみます。

 着手できるようにする
  ├ハードルを下げる
  │ ├とにかく少しだけやってみる
  │ ├やりかけにしてみる
  │ └目標を細分化し、最初の目標を低くする
  └意欲を上げる
    ├目標達成時のイメージを強く持つ
    │ └目標とする人・姿になりきる
    ├メタ目標(その目標の向こうにある目標)を持つ
    ├自分を超えた上のレベルから目標を見る
    │ ├だれのためにやるのかを考える
    │ └使命感を持つ
    └それについてのよいところを見つける
      └プラス思考で捉える

 継続できるようにする
  ├達成した喜びを増幅させる  
  │ ├進捗を実感させる
  │ │ ├目標を細分化する
  │ │ └進捗が見えるようにする
  │ └褒美を設定する
  │   ├物質的報酬を設定する
  │   ├精神的報酬を設定する
  │   └好きなものを絶つ
  ├退路を断つ
  │ └自分を追い込む
  │   ├〆切を設定する
  │   ├目標を公言する
  │   └身銭を切る
  └続けるしかけをつくる
    ├習慣化する
    │ └心理的プログラムをつくる
    ├忘れないようにする
    │ └目標を見えるところに置く
    └新鮮な感動を方法にしこんでマンネリ感を防ぐ
      ├いくつかの方法を準備する
      └やり方自体を改善していく


 と、こんなところでしょうか。


 つぎに、これらの方法がどのような原理で、ヤル気のアップにつながっているのかを見てみましょう。このシリーズの最初のほうでは、ヤル気の元ともいえるドーパミンなどのホルモンについてもご紹介しましたが、ここででは心理的(NLP的)な側面から検討します。

ヤル気を高める原理1:達成感と快感の循環の法則
 人間はものごとを達成すると快感を感じます。これは実際に達成しなくても、達成したことを想像することによっても引き起こされます。そうすると対象に向けての意欲が高まり、それが行動に向かうことになります。行動が起これば、何がしかの結果が出、それによってまた達成感を感じるという好循環が起こります。
 この原理が当てはまるものは、「とにかく少しだけやってみる」「最初の目標を低くする」「目標達成時のイメージを強く持つ」「進捗を実感させる」「褒美を設定する」が上げられます。

ヤル気を高める原理2:感動による快感増強の法則
 やろうとすることについて、それが自分や周囲に人に与える影響、その先にある更なるレベルの状景などを考えることにより、意味合い、使命感、価値観などが浮かび上がります。それが心に感動を呼び起こし、その感動が達成感(の予感)からくる快感を増強させます。つまり「ヤル気を高める原理1」の好循環をさらにパワーアップさせるのです。
 この原理が当てはまるものは「メタ目標を持つ」「自分を超えた上のレベルから目標を見る」「新鮮な感動を方法にしこんでマンネリ感を防ぐ」が上げられます。

ヤル気を高める原理3:空白の自動充填の法則
 意識の中に課題や疑問などの空白があると、人間の脳はそれを埋めようとします。これは無意識のうちにも行われ、その期間を経ることによってひとりでに解が求まったり(いわゆるヒラメキ)、意欲が高まったりします。その結果前進するハードルが低くなります。
 この原理が当てはまるものは「やりかけにする」が上げられます。

ヤル気を高める原理4:客観評価と主観解釈両立の法則
 起こっている、あるいは起ころうとしているものごとは、そのもの自体は意味を持たず、それを見る人の見方で解釈されます。情報は客観的に評価すべきでありますが、それを危機と考えるかチャンスと考えるかはその人の見方によるわけです。自分に有利になるように考えると意欲が高まります。
 この原理が当てはまるものは「よいところを見つける」が上げられます。

ヤル気を高める原理5:痛み回避行動の法則
 人の心は痛みを避けようとします。自分が追い込まれたり、人前で恥をかいたり、なんらかの補償を伴わせることについて、それが発生しないようにしたいという思いが、その方向の行動を引き起こします。これをヤル気の発揮に活用することが可能です。
 この原理が当てはまるものは「退路を断つ」が上げられます。



 まだまだ他の方法、他の原理があるのかも知れませんが、とりあえずこれがこの連載シリーズの結論です。読者の皆さんに何がしかの参考になれば幸いです。

 また連載の最初に、ヤル気の定義として「人が自ら欲してものごとに取り組む心のあり方」としましたが、もっと違う表現には思い当たりませんでした。ヤル気を高める方法も含めて読者の皆様からも他のアイデアをお寄せいただければと思っています。

 長い間、ご愛読ありがとうございました。次回からはしばらくフリーテーマの記事を掲載していきたいと思っています。今後ともご愛読お願いいたします。
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冒頭の写真は、「2000ピクセル以上のフリー写真素材集」からいただきました。
 昨日(22日)NHKBSハイビジョンで、全国から花火師が集い、その技量を競うことで知られる「全国花火競技大会(大曲の花火)」が中継されました。1万5000発の花火が雄物川上空に輝いていましたが、 今年は花火大会を楽しめなかった田辺はこの番組に見入ってしまいました。大変すばらしい花火を2時間以上も堪能できました。
 おかげで花火用語、「昇曲導付き」とか「三重芯」とか「菊・牡丹」なども覚えました。(興味のある方はインターネットで調べてみましょう。) 知識が増えるとその視点が加わりますので、より楽しく鑑賞できますよ。
ご参考までに、毎日新聞社にあった写真集のサイトを載せておきます。
http://mainichi.jp/area/graph/hanabi2009/index.html

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by atanabe-coach | 2009-08-23 23:15
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