先生わかった!! 

 こんにちは、やる気引出しプロデューサーの田辺晃です。
 12月になってしまいました。ことしもあと1ヶ月、なんとなくでなく、しっかりと意識しながら時間を過ごしたいと、自戒をこめて思っています。


 さて、前回は「学習スタイルにおける優位感覚」というものを私の経験を入れながらご紹介させていただきました。今回は、生徒の子供たちへの教え方にこれを活用されているピアノの先生の事例をご紹介します。この話は、コーチングの勉強会でその先生からご披露があったものです。

 その先生ご自身は言語感覚系で、子供たちへの教え方も最初のころは、分析してどうこうということを話していたのですが、触覚系視覚系聴覚系の生徒さんたちにはぜんぜんヒットせず、「ハイハイ」と聞き流されたり、すぐに忘れられたりしていたそうです。それを優位感覚の概念を取り入れて、次のように変えたのです。

触覚系の生徒さんへ:先生の手の上に、生徒さんの手を乗せて、「こんな感じよ」といって弾いてみせた。生徒さんは「先生、わかった」と反応、先生は「じゃあ、弾いてみて」といって練習させた。
視覚系の生徒さんへ:楽譜に色を付けたり、シールを貼ったりして目印にするとよく覚えるようになった。
聴覚系の生徒さんへ:とにかく何回も弾いて聞かせた。そうすると弾き方を教えてない曲も弾けるようになった。


ちなみに、その子たちの演奏のスタイルは次のようなものだそうです。

触覚系の生徒さん:たとえ単調な曲でも、とにかく楽しそうに弾く。♯や♭がついていてもあまり気にしない。
視覚系の生徒さん:自分でイメージした曲を自由に弾く。
聴覚系の生徒さん:楽譜になくても、どこかで聴いたことのある曲を自分なりに弾いてしまう。


 この話、すごいですよね。それまで私は優位感覚をコミュニケーションに活かす方法がいまいちピンときていなかったのですが、これには大変驚かされ、また参考になったので、ここで取り上げさせていただきました。

 優位感覚というものを意識して、それを活用することができれば、コミュニケーションの質を上げることができるのですね。上の事例に触発されて、私自身でも積極的に面談等で使ってみましたところ、コミュニケーションが大変うまくいった経験があります。

 次回は、優位感覚を活用するためのポイントをまとめてみたいと思います。
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by atanabe-coach | 2009-12-02 10:15
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