L・O・V・E のためだよ

 こんにちは、やる気引出しプロデューサーの田辺晃です。昨日、今日と暖かい日が続きますね。昨日クライアントさんを訪問したときは、コートを着ませんでしたが、寒くは感じませんでした。

 さて、昨夜やっとうわさの映画、MJ(マイケル・ジャクソン・・・映画の字幕でMJと記されていたのでまねしてみます)の"THIS IS IT"を見ました。小倉の映画館で1/24までアンコール上映があっているということを聞いて、こりゃ見ておかないとと、あわてて出かけていったのです。

 この映画についての説明は不要と思いますので、感想をちょっと書いてみます。

 うわさでは聞いていましたが、こりゃすごい・・・圧倒的な音響、一流のアーチストたち(MJ本人だけでなく、バックダンサー、コーラス、演奏者、演出者)、大掛かりで度肝を抜く舞台装置や映像。こんな企画で世界で50公演やろうとしてたのですね。そしてMJがこんなにも才能あふれる人で、最高のものを求める人であったことをはじめて知りました。もう何千回も歌って踊ったであろう一曲一曲について、音の出し方や振り付け、照明の当て方など、細かく要求を出します。その目的はひとえに観客に最高の場面を見せたいからにほかありません。私はもともとMJのファンではありましたが、ここまでの人という認識はありませんでしたので、大変驚いたとともに、好きということに加え、尊敬できる人というように捕らえなおしました。私たちはほんとうに惜しい人を亡くしたものです。

 そして、この映画で「うーん」とうなったことが2つあります。

 一つ目はMJが謙虚な人であり、かつ周囲を盛り上げる配慮のできる人であるということです。上に記したようにいろんなことに要求を出すのですが、それが実に説得力があるのです。自分の最高の姿を実現することによって、お客さんを感動させたい、そのために皆協力してよというという思いが伝わってきます。ある場面で、いろいろ注文をつけたあと、「皆わかってね。LOVEのためだよ。L・O・V・E」と言っていたのが印象に残りました。また、最後に打ち上げのような場面でスピーチしたときに、「最高のステージを作りお客様を楽しませよう。見たことのないステージを、見たことのない瞬間を。これはすごい冒険だ。みんな大好きだよ。ぼくらはファミリーなんだよ。」というような意味のことを言って関係者の心を引き付け、盛り上げていたこともすばらしいと思いました。これはリーダーの資質と言えますね。

 二つ目は、公演のディレクター(といっていいのでしょうか、用語がよく分かりませんが)のケニー・オルテガ(という人だと思います)が、「ベッドから這い出すような感じだよ」など感覚的な表現で要求をするMJの言うことを何でも受け入れ、
 「わかったよマイケル。もう少し具体的にいってくれないかな。マイケルしか言えないんだよ。」
 「OKマイケル、ミキサーとしてできることはある。なんでもやるよ。」
 「マイケル、こっちを先に試すかい。」
というような受け答えで、MJの創造性を引き出すように、かつディレクター自身の考えも反映させまた、周囲のスタッフ全員が理解できようにもっていってしていました。この人ぜったいにネイティブコーチ(自然にコーチングコーチがとるようなコミュニケーションが取れる人)だと思いました。

 アンコール上映が終わる前に見てよかったです。来週にはDVDやブルーレイDが出るようです。ぜひとも買います。

 いい表現ですね。 LOVE のためだよ
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by atanabe-coach | 2010-01-21 11:07
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