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目標を持つということ4

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 大きな目標だと、なかなか実現することはできません。目標が大きすぎると、それは単なる願望となり、思っているだけでなにもアクションがとれないという事態にもなり得ます。そんな場合はどうすればいいでしょう。
 それはまず大きな目標を小さな目標にブレークダウンすることです。小さなという意味には2つあります。1つ目は、大きな内容を小さな内容に分解すること、もう一つは時間的に小刻みに分割するということです。
具体的にいうと

①内容のブレークダウン:下記のように、大目標から目的と手段の関係で、より小さな目標に展開していく。展開の程度は自分のアクションが明確になる程度まで。下記では小目標がアクションに当たります。

  目的←→手段 目的←→手段
 大目標─┬中目標1─┬小目標1-1
       │       ├小目標1-2
       │       └小目標1-3
       ├中目標2─┬小目標2-1
       │       └小目標2-2
       └中目標3─┬小目標3-1  

②時間軸のブレークダウン:大目標のゴールに向かって近づいているか、アクションプランの効果がでているかをチェックするための途中のマイルストンを設定する。大目標だけでなく、展開した下位の目標でのマイルストンを設定してもよい。途中でのチェックによって、①のアクションが適切でないと判断できれば、その修正を行います。

簡単な例で示しますと、
大目標:6ヶ月で体重を10kgダウンする。

①内容のブレークダウン
体重を10kg減┬毎日体を動かす┬毎日30分ウォーキングを行う
         │         └休日は1km泳ぐ
         ├食事を減らす─┬ご飯は小茶碗1杯とする
         │          └夜食をしない
         └アルコールを控える─ビールは350ml1缶とする 

②時間軸のブレークダウン
体重:1ヶ月目で1kg減、2ヶ月目で3kg減、3ヶ月目で・・・
ウォーキング達成距離:1ヶ月目100km、2ヶ月目で200km・・・

となります。そしてこの2つのブレークダウンを組み合わせて、実行計画をつくるのです。

 いかがでしょうか。やるべきことがはっきりしますよね。ここまでくると目標が達成できそうな感触が得られます。
秘訣は次の通りです。
■まず目標を明確に持つ
■達成した自分を想像して、達成意欲を上げる
■①と②のブレークダウンを行う。かならずペンを持って紙に書いてみること。
■実行計画を1枚の紙にまとめる。
■実行する。・・・実行なくして実現しません。(やれたかどうかは毎日チェックする。)
■マイルストンにそってチェックしていく。必要があればアクションプランを変更する。

 皆様、よろしかったらお試しください。
by atanabe-coach | 2007-06-20 22:28
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