叱る技術5・・・叱る状況をつくらない
叱ることにかかる時間は、実は日ごろのコミュニケーションがどういう状況にあるかでかなり違ってくるものと思います。日ごろから部下に声をかける、話を聞く、それも相手を肯定し承認するする態度で接する、このようなことで部下との良好なコミュニケーション状態が形作られていれば、なにかの不都合事象を部下が起こして、その部下を叱る場合もあまり時間がかからないものと思います。
もっとも、このようなコミュニケーション状況ができている職場では、きっと報連相も活発で、大きなミスも未然防止されているのかもしれません。部下が間違いをおかしたとしても、冷静な指摘だけで済むでしょう。
叱る状況を起こさない職場、これが理想ですね。