フィードバック3  YouメッセージとIメッセージ

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 昨日のフィードバックの種類をおさらいします。話し手が壁の時計をしきりに見ながらしゃべっていたとします。

世間一般式フィードバック
・(あなたは)話しながらしきりに時間を気にしていましたね。

コーチング式:客観的事実を伝える
・(あなたは)話しながら壁の時計をしきりに見ていましたよ。

コーチング式:主観的事実を伝える
・(私には)あなたが話しながら時間をしきりに気にしているように思えました。


 ここで、これらを比較してみましょう。まず世間一般式フィードバックは、決め付けれらたような気がしますね。一方、コーチング式では、そのような感じはせず、フィードバックを受ける人の心理的抵抗が少ないように思えます。更に同じ現象に対して、主観的事実の方が、客観的事実に比べて、判断に踏み込んでいますが、あくまで私が感じたことという事実を話すという形をとっています。それでも世間一般式に比べるとずっと受け入れやすいと思いませんか。実質的には同じことを言っているのに、コーチング式主観的事実伝達は、それを受けた人が、「ああ、そうだった、そのように思われたんだ。」と受け入れやすいという効果があります。

 そして、コーチング式の客観的事実の伝達で用いた、「(あなたは)・・・・であった」という形を、「Youメッセージ」といいます。また主観的事実の伝達で用いた、「(私は)・・・・と感じた(思った、見えた)」を、「Iメッセージ」といいます。コーチングでは、客観的事実は「Youメッセージ」で、主観的事実は「Iメッセージ」で伝えるのが定石となっています。
 
 さて、コーチングをやっている時ではなくても、世間一般式のフィードバックから、コーチング式のIメッセージに変えてみませんか。同じことを伝えられて、相手に受け入れてもらいやすい形です。もちろん時には相手がショックを受けるようなことを伝える必要がある場合もあります。それがその人のためならあえて伝えることが必要です。その場合でもこのスキルは役に立ちます。

<写真は、筆写の眼前3mをゆうゆうと泳ぎ過ぎるマンタ(オニイトマキエイ) 体幅3m @サンガラキ インドネシア>
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by atanabe-coach | 2007-09-20 00:38
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