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フィードバック4  フィードバックを楽しみに

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 筆者は自分でいうのもなんですが、比較的謙虚に他の人の意見は受け入れる方です。アナライザーで外的基準が強いのでそうなのです。とはいっても他人からいろいろ言われることは、実は心の中に何か殻のような物があり、これが傷つくようで好きではありませんでした。フィードバックを受けそうな場面が予想されると、その前から気にしていたと思います。これを「プレショック」といいます。フィードバックを受けてやはり多少のショックを受けることはありますが、それは自分が成長するためのショックです。ところがプレショックはなんの役にも立ちません。気にするだけ損です。

 筆者がコーチングを始めて、Iメッセージの使い方を覚え、またコーチングの勉強をする中で、フィードバックを受け入れる心構えができてきたと思います。上述の心の殻も少しずつ取れてきたと思います。コーチングの達人の中にはフィードバックなしでは生きてゆけないとまで豪語する人もいます。筆者はまだまだそこまで達観できていませんが、最近はだいぶ抵抗が消えてきたように思えています。むしろフィードバックをもらうことが楽しみであるとまで言える心境には到達したいです。こうなれば当然プレショックもありません。

 フィードバックを広辞苑の説明の通りに批評・評価・判断なしに相手に伝え、もらった人も素直に受け取り、自分の判断で取り入れていく、こういう方法が世間一般に広まればいいと思います。
 
 いくつか重要な点を書き落としましたので、追記します。いくらIメッセージで伝えるといっても、やはり伝える条件は大切です。
・フィードバックを伝える必要性があること
・相手がそれを受け入れて自らが変えることができること(背が低いといわれてもどうしようもありません)
・適切なタイミングを見計らうこと
・プラスのフィードバックを先にいい、マイナスのフィードバックを後に言う

などに注意しましょう。

<写真はサザナミヤッコ 体長30cm @サンガラキ インドネシア>
by atanabe-coach | 2007-09-21 00:36
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