上司がんばれ  部下と向きあうコミュニケーションのヒント 第8回:部下が報連相をしない理由

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 現在の上司はプレイングマネージャーが多いと思います。短期的業績目標達成を求められる状況の中で、部下の育成という観点での行動が抜けていたりまたそれ自体に気がついていない上司も方もおられるように見えます。部下を育て、頼もしい人材にするために、上司に求められる行動要件をまとめてみました。連載でお送りします。

第8回:部下が報連相をしない理由

 上司はよく部下に「報連相をよくしてよ。」といいますね。そしてまたよく「うちの部下に報連相をよくするように言ってるのに、全くしてくれないんだよね。」とこぼしたりします。なぜ部下は報連相に来ないのでしょうか。理由を考えてみてください。

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 いかがでしょうか。思いあたりがありますか。筆者の考えはこうです。まず大きくいって2つの理由があります。1つ目は、「よくする」という頻度についての解釈に食い違いがあるためです。つまり上司のいう「よくする」は、毎日かもしれません、毎週かもしれません。一方部下の解釈する「よくする」は、なにか問題が起こったときにはいつも、なのかもしれません。その問題も、どの程度の大きさの問題か、によっても頻度が変わります。原因は「よくする」がどの程度の頻度をいうのかの確認が取られていないことによります。

 2つ目は、部下が報連相した方がよいタイミングだと思った時でも、なんらかの理由でそれができないということです。筆者は、ある企業の職場でその理由を調べたことがあります。その結果、報連相ができない3つの大きな理由がありました。

 それは
   ・上司に言っても、小言を言われる。
   ・上司に言うと、仕事が増える。
   ・上司に言おうにも、上司が席にいない。

 思い当たる方はいますか。とくに1番目のすぐに怒る方はいませんか。これでは部下は報連相しようという意欲が湧きません。

 報連相してくれた部下には感謝して、話をよく聞き、部下の力になってあげ、部下がまた報連相しようと思うくらいの応対をする必要があると考えます。部下は話を聞いてくれるのを欲しているのだということに気づかなければなりません。



<島影の向こうの雲と夕日 @ナブコ インドネシア>
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by atanabe-coach | 2007-12-07 00:40
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