上司がんばれ 部下と向きあうコミュニケーションのヒント 第12回:部下の方をきちんと向こう

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 現在の上司はプレイングマネージャーが多いと思います。短期的業績目標達成を求められる状況の中で、部下の育成という観点での行動が抜けていたりまたそれ自体に気がついていない上司も方もおられるように見えます。部下を育て、頼もしい人材にするために、上司に求められる行動要件をまとめてみました。連載でお送りします。
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第12回:部下の方をきちんと向こう

 上司のあなたがパソコンでメールを見てる最中に、部下が自分の席に来て、「ちょっとお話があります。」と声をかけてきたとしたら、どう対応しますか。

①眼はパソコンを見ていても、耳と口はつかえるから、メールを見ながら「今取り込んでいるので、あとにしてよ。」と答える。
②眼はパソコンを見ていても、耳と口はつかえるから、メールを見ながら話をする。
③パソコンから眼を話して、部下の方を向いて「今取り込んでいるので、あとにしてよ。」と答える。
④パソコンから眼を話して、部下の方を向いて応対する。


 以上の中に当てはまるものがありますか。どれが適切でどれが不適切でしょうか。自分が逆の立場になったと思って考えると答えは明白ですね。コミュニケーションの本を見ると、②は論外です。ましてや、これを効率的だと思っているなら直ちに考え方を変えましょう。相手が自分の上司であれば決してしない行動でしょう。理想は④です。今本当に手が離せないなら①か③ですが、できれば③をとりたいものです。

 部下も人間、上司が自分の方にしっかり向いて話してくれることを望みます。これは部下が自分が承認されていると感じることができるからです。この対応をしっかりやらないと、部下の中に次も来ようという意識が薄くなります。ある行動の結果が、次の行動の動機付けになるのです。あなたがやれていないのは、やろうという意思がないということです。部下にはそう見えるでしょう。

 自分の手を止めて、部下の方をきちんと向いて対応する。考えてみれば簡単なことです。今からぜひ実践してみましょう。
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<写真、アカククリの群れ ナブコ@インドネシア>
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by atanabe-coach | 2007-12-13 00:27
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