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 こんにちは、”やる気引出しプロデューサー”の田辺 晃です。今回は7月11日に福岡市で開催されました講演の感想を中心に報告します。
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読んでトクする連載特集
          「ヤル気のヒキダシ」

やる気引出しプロデューサー・田辺 晃がお送りする、読んでトクするブログです。あなたのココロにヤル気のヒキダシをつくりましょう。
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特別編:感動のディズニーマジック
 7月11日に日本コーチ協会福岡支部主催の講演、本場フロリダのウォルトディズニーワールドで、ディズニーの経営哲学を学ばれ実践された上田比呂志氏による「ディズニーマジックを伝授~ディズニーが教えてくれた感動のホスピタリティ、感動させる顧客満足がリピーターを呼び続けます。『魔法の王国の種と仕掛け』」を聞かせていただいてきました。お話の中に従業員のヤル気を引き出す話がたくさん含まれておりましたので、そのあたりに絞ってご紹介いたします。(上田氏の体験に根ざした力強いお話のほんの一部ですが、お伝えしないよりマシでしょう。)

 アメリカのディズニーワールドのレストランでは、係りが細かく分かれているそうです。その中にお客様が帰った後を片づけるバスボーイという係がありました。上田氏が見ておられたジャパンパビリオンでは、お客様と接する係には日本人を配していたものの、お客様と接しないバスボーイはベトナムの方にやってもらっていました。ベトナムの方は柔和であまり物事を主張しない性格の方が多いのですが、ジャパンパビリオンのバスボーイたちも、そのように寡黙で黙々と仕事をしていたということです。ただ上田氏には彼らが意味合いもわからず作業をこなしているように見えたのだそうです。現実的にも仕事がうまく回らずいろんなトラブルがあったようです。このような状況では、定着もしにくでしょうし、周囲にもいい影響を与えないでしょう。
 なぜ彼らは他の従業員のようにイキイキと仕事をしないのだろう、と考えた上田氏は、まず彼らにレストラン全体のしくみや仕事の流れを説明し、そして彼らの日々の働きに大して感謝の気持ちを伝えました。また彼らがお客様と接することがなく、ありがとうということばを掛けてもらっていないことが、喜びを見出せない原因ではないかと考え、他の従業員と相談し、バスボーイ以外の従業員がお客様からいただいた感謝の言葉をバスボーイに伝達するという活動をはじめたのでした。今日はこんなところをお客様がほめてくれたという情報、特にバスボーイの働きが関係するところを主に伝えていくと、バスボーイたちが今日はお客様はなんと言ったかと聴いてくるようになったということです。そして彼らからも周囲にコミュニケーションをとるようになり、周囲も彼らの話を聞くようになり、職場がぐっと明るくなって、それがまたお客様へのサービスの質の向上をもたらしたということでした。
 「黙々作業」が「おもてなし」に変わったのです。人間は皆、他の人を喜ばせることをうれしく思う心をもっています。そしてそこを認めて相手の話を聴いてほめるということが、仕事の好循環を生み出す源なのです。ディズニーのヤル気の法則は「お客様の喜びを皆で分かち合う」ということなのでした。

 ところで、同じ7月11日の午前中にNHKのTVで、筆者の自宅のすぐ近くに本社のある北九州のスーパーで、従業員満足経営で有名な「ハローディ」さんが紹介されていました。(社長の加治氏だけでなく楽天の三木谷浩史氏や東大の伊藤元重先生も出ておられましたので、そこまで全国区になったのかと驚きました。)
 ハローディさんでも従業員をほめる⇒お客さまへのおもてなし意欲が高まる⇒お客さまも楽しさを感じる⇒店が繁盛する、といった好循環が見られます。ちなみにハローディさんは、全国一見学の多いスーパーなんだそうです。「ヤル気になると従業員の顔が輝く」という発言、「ノウハウが盗まれませんか?」という問いに、「いくら見られても真似はできませんから」という答えに16期連続で増収増益で引っ張ってこられた自信が感じられました。

 ディズニーワールドでは40年前から、ハローディさんでは10年以上前から、顧客満足と従業員満足を連結させた経営を行っています。NLP的に言うと、これによって従業員の潜在意識の中で、職場=楽しい場という連結ができているのでしょう。朝会社に行こうとする⇒お客様に喜んでいただけて、あるいは褒められることにより、うれしかった体験を思い出す⇒会社に行くのが楽しいと感じる⇒ヤル気がグーンとアップする⇒仕事の質があがり、自分も達成感や充実感を感じる、という好循環反応が起こっているのです。

 キーワードは「感動」です。今後「感動経営」は業績を上げる企業の条件になってくるのではないでしょうか。一朝一夕にはまねできないものであるだけに、トップが自ら率先して地道に取り組み、企業文化に企業風土にしていくことが求められます。大不況の今こそ、注目すべきキーワードだと思います。

 追伸:筆者が4月に新入社員研修でCS体験研修(内容は省略します)をやったときのこと、研修後のアンケートで、「CS(顧客満足)とは」という問いに、一人の新入社員が「お客様の喜びを分けていただく活動」と定義していたことを思い出しました。名言です。新入社員に教えられました。


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 今日は長文になってしまいました。最後までお読みくださりありがとうございました。最後に最近筆者に起こったうれしいことを報告させてください。

 筆者の自宅にプリウスが来ました。4月中旬に注文して3ヶ月弱待ちました。以前の車は15年間乗ったレガシーで愛着もありました。しかし、最近ちょっと調子も悪くなったので、エコカー減税や補助金もあったので思い切ったのです。

 加速はあまりよくないんだろうと思っていたら、アクセル踏み込むと結構行きます。でもプリウスは跳ばさないカッコよさをもった車、ギンギンの走りは似合いません。

 事前の印象はインテリジェンス感とか、エコロジカルで控えめな運転だとか、そんなものをもっていたのですが、いざ触れてみると、ゴージャスでグラマラスというか豊穣な雰囲気も十分持っています。(なんせ、現物を見ずに注文してしまったので。) 両方の気持ちを満たせてもらえてとても満足しています。

 そしてプリウスをきっかけに家族とガレージを整備したりして、家族との絆もプリウスをきっかけとしてより深まりました。販売店のセールスの方も一生懸命やってくれ、誠意も十分感じました。

 車と人とのいいめぐり合いに大いに感謝しています。ナンバーは2525にしました。「ニコニコ」でゴロがいいです。自己紹介のネタにつかおうと思っています。

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by atanabe-coach | 2009-07-13 01:38
 今回は、「ヤル気のヒキダシ 」はお休みして昨日(28日)参加した、ちょっと変わった体験をさせていただいた勉強会について報告します。

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 昨日の勉強会とは、日本コーチ協会福岡県支部主催の「仕事に活かすコーチング”プラスα”のコツ」というものですが、タイトルから想像される職場のちょっとしたコミュニケーション改善というようなものではありませんでした。

 講師は、九州でのプロコーチの大御所、西嶋恵理子先生で、日本ではまだ12人しか学んでいない「関係性コーチング」の中身にちょっと触れるという内容でした。

 関係性コーチングって何?・・・なんでも、2人の人がいたら、その間の空間を対象とするのだそうです。いわゆる空気を読むというヤツでしょうか。これは日本人は得意なはずですが、アメリカで研究が進んでいるそうです。この「間」を良くすることにより、コミュニケーションの質をグーンとアップさせることが目的のようでした。

 コミュニケーションの質が高いとは、どういうことか。それには、自分に対してはどう向き合って心の基盤をつくるのか1対1のときに相手にどう対応するのか。こんなことをじっくりと、お話とワークをやりながら解説していただきました。お話をお聞きしながら、ああ自分は自分に正直になっているのか、ほんとうに相手に向き合えているのか、など自分を反省する気づきも多くいただけました。

 さて、おどろくべきことは、最後の方にあったワークです。1対1のコミュニケーションの質を「クオリティチャート」なるシートを使って評価するものですが、その前に10分間くらい、初対面の人とあるテーマについて話すのです。

 テーマはなんと、1回目:「最近どうですか」、2回目:「今、いやなこと」と、たったのこれだけ。えー、これだけで話すの。それも始めて会った人に、と頭は少々混乱気味。

 しかし、これがすばらしい会話になりました。初対面の方なのに、自分の思いや気持ちを深く話し合うことができたのです。そして10分間の話が終わった後は、その方とは旧知の間のような感覚がもてました。お相手いただいたKさん、Tさん、ありがとうございます。

 それまで、相手との向き合い方についての話を聴き、また「この場は安全。何を話しても批判、非難されない、秘密も守られる」という約束の下で、コミュニケーションを学びたいという思いを同じくする方との会話ですので、方向はそろうにしても、これほど心の底が話せるのでしょうか。会話の前にお互いに「私の役割○○の、上着を脱ぎます」といって脱ぐ身振りをして、心の上着を脱いだことが効いたのかもしれません。
 
 それにしても大変驚く体験でした。この後、心と体がたいへん軽くなった気がしました。西嶋先生、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。


 最近大阪で学んでいるNLPでも、自分の感情に正直になることの重要さに気づきます。私たちは、心に鎧をつけて、ビジネスの場で戦い続けるうちに、自分の本当の気持ちも分かりにくくなってはいないでしょうか。心の鎧を脱ぎ捨てて、正直な自分を探すことの大切さを感じるこのごろなのです。

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西嶋先生:大変面白い先生で、JALのスチュワーデス(と呼んでいた時代の方)時代は、お客様をいろいろ喜ばせたとか(吉本興行から派遣されているとの説明をされていた)。帰りに博多駅までの地下鉄でご一緒させていただき、個人的にお話させていただく機会をいただき、大変参考になりました。
 講演の中で、「ミクロとマクロの見方のバランスをとる」ということを言われており、その関連で、以下のU-tubeをご紹介いただきました。
"Powers of Ten"・・・一人の人間からどんどん遠ざかり、宇宙の果てまで行き、また人間の皮膚にどんどん近づいて、陽子や中性子の世界に行く映像です。すべての世界が共通の法則性つまり、
 宇宙の三大基本原則:共生、循環、フラクタル(自己相似形)
で貫かれているということを示しています。普段私たちが意識しないスケールを思い浮かべるのもおもしろいです。

 Powers of Ten
 U-TUBE
 解説
 
 西嶋先生の元気デザイン総合研究所

 

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by atanabe-coach | 2009-03-29 23:46
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 昨日はおもしろい体験をしました。
午前中に、自分が講師となってミニセミナーの開催。それに引き続き午後から、福岡のコンサル会社主催の講師紹介プレゼンセミナー(つまり顧客としての各企業の人事担当者向けに、その会社が企画する研修のさわりを披露し、講師を紹介する無料セミナー)で2人の講師の方の話を聞かせていただきました。つまり自分を含めて3人の研修のしかたを比べることができたのです。

 研修の効果は大きく2つの要素によって決まります。1つはもちろん研修の内容・構成そのもの(つまり企画)の質です。研修開催の目的を与えられた時間の中で達成するものであること、参加者に気づきを与えて、その後に行動変化を与えられるものであることが要求されます。もう一つは講師の質です。参加者の心を引きつけ、心の鎧をはぎとり、素直に聞く気にさせるというスキルが求められます。企画の質と講師の質がよく、両者がかみ合って、講師と参加者、参加者同士の心が融合して効果的な研修が実現します。

 この日はプレゼンセミナーということで、お二人の方が1時間と2時間の枠内で、ご自分が企画する研修の中身の紹介を、ご自分のキャラを出しながらプレゼンされておりました。つまりは売り込みのプレゼンですので気合も入っているでしょうし、短い時間枠であるからこそ、特徴が凝縮されていたように思われました。また開始時のアイスブレーク、聴衆の心を一瞬にひきつけるトーク、時流に乗った話題、ちょっとしたゲームや薀蓄、声のトーンやボディランゲージ、これらを織り交ぜながら、それぞれに味を出されておられました。たいへん参考になりました。

 さて、午前中に自分が開催したミニセミナーですが、自分としては満足いくものではありませんでした。最初のアイスブレークがうまくできず、場の盛り上げが不十分であったことが、その後の進行のスムーズさに影響したように思います。そしてその原因は心の準備が足りなかったことであると考えています。筆者の過去のうまく行ったプレゼンを思い出してみると、ある共通点があります。それは事前に心の中でプレゼンのシミュレーションをしっかり行うことにより、うまく行っているイメージを作り上げ、イメージを焼き付けておくことができていたということです。今回はここがないがしろになってしまいました。

 最初のツカミがしっかり出来て、参加者の皆様とアイコンタクトができ、興味をもっていただいたことが顔に読み取れる、こんな状態になったら、あとはスムーズに行くことでしょう。そして乗ってくればその場の状況次第で後はどのようにもこなせるものと思います。最初のツカミの重要さをはじめ、いろいろと勉強になった1日でした。

[昨日の講師のご紹介]

ブルーオーシャンコンサルティング 佐藤克行氏
福岡で、営業のしくみつくり+残業削減により利益向上を実現するコンサルを提供されています。仙台出身ながら、博多山笠にほれ込んで、勤めていた大手商社を辞めて博多に居ついたという熱血人。御名刺にも、山笠を担ぐ写真が載っています。穏やかでかつ論理的な語り口が、話の納得性を高めます。ロジカルシンキング研修をご紹介くださいました。

つくばビジネスサポート 徳田太郎氏
茨城でファシリテーションの普及・研修・指導をなさっており、全国を飛び回っておられます。日本ファシリテーション協会の事務局長もなさっています。さすがファシリテーションの専門家だけあって、場の盛り上げ方がすばらしい。もちろんファシリテーション研修のご紹介をしていただきました。

たいへんお世話になりました、この場を借りてお礼申し上げます。また更なるご活躍とご発展を祈ります。


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冒頭の写真:山口県相島沖の水中から見る太陽。もう明日から10月です。南の海でダイビングにはまっていた筆者にはつらい季節に入っていきます。
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by atanabe-coach | 2008-09-30 10:51
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 人材育成のための研修でのテーマの大きなものに、「チーム力アップ」、「職場のコミュニケーションの改善」、「自主的な行動」、「報連相」などがあります。このような研修では、いわゆる座学とよばれる講義一辺倒の内容では到底効果がでません。なぜならば、伝えるべき内容は、文字にしてしまえば、至極あたりまえのことであり、参加者に驚きも感動もなにも与えず、ただただ睡魔がおそうだけとなるからです。時には、すばらしい事例のお話でで、感動を聞き手に与える講師もいらっしゃいますが、それも聞くだけであれば、「ああ、いい話だった」で終わるでしょう。

 というわけで、このような研修では、グループによる演習やディスカッションを取り入れたり、グループで作業をしたりする中から、参加者に気づきを得てもらうような仕掛けを取り入れるケースが多くあります。そのような仕掛けの一つに「教育訓練ゲーム」というものがあります。これは、参加者でグループを作ってもらい、皆で協力してあることをうまく成し遂げる、つまり時間内に目的の状態をつくる、という作業をやってもらうものです。

 いくつかのゲームネタはすでに使っておりましたが、その拡充のため、先日ネタ仕入れにいってまいりました。ある団体が福岡で開催したゲームトレーナーのための研修です。結論をいうと満足度は100点に近かったのです。この研修で体験したのは5つのゲームですが、どれも言葉で100回聞くより、このゲームを1回経験することによる気づきは大きいと感じました。

 コミュニケーションのとり方がかなり制限される中で、必死に他のメンバーと情報交換を行い、目的を探し・理解し、それに向かって進めていく、一方で制限時間がせまってきて、あせりがでる、そのような中で使命を遂行する、そしてなんとか完成。・・・緊張と集中と、その後の達成感、心地よい疲労を他のメンバーと共有しました。これによってメンバー同士が一体感で結ばれる効果は大きいと感じました。

 ゲームを行うことによっての気づきは次のような点に集約されました。
  集団におけるパフォーマンスをあげるには
   ・目的を明確にして、全員で共有すること
   ・情報をスムーズに流すこと
   ・全体を俯瞰して、指示できるリーダーが存在していること
   ・一方で全員が自主的に行動すること
など。

 筆者は、新入社員、現場リーダー層、管理者層などを対象とした研修に関わっていますが、それらへの採用をぜひ検討して行きたいと思います。

 それにしても、これらの教育訓練ゲーム、よくよく考えられています。このようなゲームの考案には相当なセンスが必要でしょう。この団体が取り扱っている一連のゲームの作者は、すでに亡くなったということですが、ビジネスシーンでなくても、人と人をつなぐ絆の重要性に気づく、もっともっといろんなゲームを開発していただきたかったものだと思いました。

 なお、今回の研修で、九州・中国の数社の人事担当の方々との絆ができたのは、思いがけない収穫でした。何かを一緒にやるということは、人の心を結ぶものですね。

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最初の写真:8月23日に行った長崎 辰ノ口でのダイビングにて。ミドリイシサンゴに群れるソラスズメダイ
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by atanabe-coach | 2008-09-03 00:11
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 100万人感動クラブを主宰され、感動を軸とした経営を提唱されている、感動プロデューサー平野秀典さんの講演会が、7月19日に福岡でありました。平野さんの講演は実は2005年5月に千葉で聞かせていただいています。(このときは「ハッピーエンドの作り方」という御著書を購入し、サインをいただきました。今回も「感動の億万長者 30のルール」という御著書を購入して、同様にサインいただきました。ミーハーみたいですが、こうすると講演の中身や本の中身がしっかり頭に残ります。)本日のブログでは、講演の感想をアップさせていただきます。講演の内容の複製・録音・配布は禁じられていますが、ここでは要点のみのご紹介にとどめます。御著書で公表されていることでもあり、田辺なりの感想なので、支障はないものと判断します。

 福岡での講演は、聴衆は約60人で、まず最初にバリアフリー旅行社のベルテンポトラベル社長、高萩徳宗(のりとし)さんの「感動の一歩手前」というタイトルでのお話がありました。ベルテンポさんは「旅を通じてお客様の笑顔と元気を創造する旅行会社」を名乗られており、バリアフリーとは旅に出たいという心を妨げる、心のバリアを取り除くという意味なんだそうです。病気や障害で自由に体が動かない方、またそのような方を介護する方に対して、旅に出るきっかけを作ってあげて旅に出ていただくことを存在価値としているとの事でした。
 お客様は圧倒的にリピーターが多いとの事、事例をお聞きして納得しました。サービス業では、お客様とのつながり感と適度な距離感(近すぎてもいけない)がポイントであること。決して安くはない旅行代金を支払っていただくのは、お客様から「お前んとこの会社は存続していいよ」という一票であるという言葉に共感しました。
 ・・・いい表現ですね。ほんとうにお客様に認められた企業だけが存在できるというわけなのです。


 次に平野さんの講演です。今回は「感動の億万長者・・・」出版記念講演ですが、福岡での講演が少ないので、もう少し平野さんの御主張の基本、つまり関係性のマーケティングやシーンの共演の話、感動方程式の話などから講演が展開されました。仕事で、私生活で、出会う人と共通の目的を持ち、その目的達成に向けて、「共演」するという概念は、久しぶりに聞いて新鮮味がよみがえりました。

 感動方程式は、お客様が抱く「期待」と「実感」の大小によって、お客様がどんな感情を抱くかを表現したものです。これには進歩が認められました。
つまり、2005年時点では
 「期待」=「実感」で満足、でもこれではお客はリピートしてくれない。
 「期待」>「実感」で不満
 「期待」>>「実感」で怒り
 「期待」<「実感」で感動
 「期待」<<「実感」で感激
 「期待」<<<「実感」で感謝・熱狂
と表現されておりました。
ところが今回は、
 「期待」<「実感」
で感激となるためには、実感が期待を1%上回ればよい、感激狙いで150%と上回る必要はない、いや逆に150%だと後がきつい、サービスの提供側が続けることができないし、お客の側も変に高い状態に慣れてしまう。大切なのは持続性であり1%でいいので、お客様の期待を上回る状況を、ずっと継続することであると強調されておりました。そしてその継続が続いた場合に
 「期待」<「実感」で感動
 その継続で、「期待」<<「実感」となって感激、
 さらに継続して、「期待」<<<「実感」となって感謝
となるといわれていました。つまり3年前は、「期待」の上回りの程度で、感動、感激、感謝・熱狂といわれていたところを、上回りは1%でよいので、それを継続することにポイントが変換されておりました。ここのところは大いに納得しました。ちょっとしたことの継続が大切、まったくもってその通りだと思います。

 あとはお客様に感動を与えるには、マーケティングスキルとハートスキルの両方が必要というようなお話がありました。

 今回も話があった感動方程式、単純な式ですが大変共感するものがあります。日ごろから相手に対して自分が何を提供することが価値があるのか、それも持続性を考えながら実践していくことの重要性を大いに考えさせられました。こころをこめて仕事にあたるということが個人でも、企業でも大切なことだと思います。
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最初の写真について:講演の後、小倉に帰ってきて街角で撮ったものです。北九州の夏の風物詩、小倉祇園太鼓です。熱狂的なプレイで、聴衆を魅了します。
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by atanabe-coach | 2008-07-22 00:53
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 本日は「上司がんばれ」シリーズはお休みして、昨日(2月16日)聴講させていただいたプラス思考講演家、阿奈靖雄先生のセミナー「交渉トーク心理術」の感想を報告いたします。

 このセミナーは、本ブログでも何回か取り上げさせていただいた、週末の達人、小石雄一さんが主催する「土曜塾」の8周年記念として開催されたものです。場所は六本木ヒルズの裏手の霞会館で、15:00から18:00の3時間のセミナーでした。通常は高い講演料をとられる阿奈先生ですが、小石さんの勉強会ということで格安の参加料で拝聴することができました。また「国際人脈登山家」、人脈作り研究30年、あべ総研の阿部博行先生も特別聴講されていらっしゃいました。その他の聴講者は15人ほどで、ビジネスパーソン、企業経営者、起業志望者などの方々がおられました。

◇小石雄一さん情報
 ご自身のHP
 週末の達人
  本ブログでの関連記事
 2007年10月10日「出版セミナー」
 2007年10月31日「書評 上級の時間術 小石雄一著」


◇阿部博行先生情報
 最新刊:出会いの達人一瞬で心をつかむ


 阿奈靖雄先生は講演歴36年の講演家、10年ほど前から「プラス思考」というテーマで日本全国で講演活動を展開されています。また御著書も多数執筆されており、中国語や韓国語にも翻訳されて出版されているということです。

◇阿奈靖雄先生情報
 ご自身のHP
 阿奈靖雄.WEB


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 さて、本題に入ります。話の内容自体は、
 1.はじめのツカミの部分
 2.本題:交渉におけるテクニックを4つ
 3.そのテクニックについてのグループでのシェア
 4.顔相について
 5.人脈の作り方

でした。

 小さなセミナーであることもあって、かなりインタラクティブなセミナーで、生意気な言い方ですが、さすが36年の講演家だと感じいりました。まず、聴講者全員に本日参加の目的を聞き、それに対して丁寧にコメントされてセミナーが始まりました。これがツカミの部分でした。2000人くらいのセミナーまでは、聴講者がどう感じているかを察して、話の内容バージョンをとっさに変えるということもおっしゃっていました。

 2の交渉テクニックは、「引きのトーク」「間隔効果」「終末残存効果」「小さな願い事からお願いする」です。「引きのトーク」は売り込もうとするものの長所だけでなく、短所も説明する、流暢な説明は却って逆効果というもの。「間隔効果」はお願いは、一定の時間を空けて繰り返すと聞き入れられる可能性が高まるというもの。「終末残存効果」とは最後に話した内容が、相手に強く印象づけられるというもの。「小さな願い事からお願いする」は、その名のとおり本題のお願い事を最初にお願いするのでなく、関連する小さなことからお願いすると相手に受け入れてもらえ、その流れの中で本題のお願いも承諾してもらうというものでした。
 
 この4つのテクニックについて、内容を説明するというより、臨場感あふれる実例で説明され、聴講者に語りかけ、納得度の高い内容となっておりました。

 3のグループでのシェアについては、3~4人のグループとなって、4つの交渉テクニックの事例や討議を行い、グループ毎に発表しました。臨場感あふれる説明のあとのグループワークで、内容が参加者の頭にしっかりと残ったものと思われます。

 4の顔相は、「顔相研究家」でもある阿奈先生ならではのもの、この日は口の幅と左右眉毛の間隔について、気質との関連を教えていただきました。それまで知識を持ちあわせていなかったので個人的には一番面白かった部分でした。
 
 最期に、セミナーや勉強会などに参加したときの、キーパーソンとの人脈の作り方についてご教示いただきました。

 テクニックの部分もあり、それ以前の考え方の部分もあり、そしてそれが理論面での説明だけでなく、臨場感あふれる実例説明を組み合わせて、3時間がもっと聞きたい、と思えるほど短く感じられるセミナーでした。「ああいい話を聞いた」で終わるセミナーが多い中、楽しくインタラクティブな進め方で、ぜひ実践してみようと聴講者に思わせる力強いセミナーであったと思います。

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 ちょとおまけを書きます。

・コーチングではフィードバックということばがあります。相手が言葉や行動を通して外部に伝えていることを返してあげることですが、相手にとっての承認になることを先に、相手が行動や考え方を変えてもらいたいことをその後に伝える方が、相手が聞きやすいということがいわれています。これは相手が受け入れやすい心の状態を作ってあげる配慮ですが、最後に言われたことの印象が強く残るという「終末残存効果」を考えれば、相手に考えてもらいたいことを最後の方にいうことは、理にかなっていると思いました。

・セミナーが終わってから2次会に繰り出しました。そのときに阿奈先生に、私の妻の写真の顔相を見ていただくと、ずばり性格を当てられたのには驚きました。(内容は彼女のために伏せさせていただきます。)別れ際に、御著書「究極のプラス思考」にサインを入れてプレゼントいただきましたのには、いたく感激しました。また、2次会に参加された方々が皆さんプラス思考で、私も皆さんのエネルギーをいただくこともできました。ありがとうございました。

ちょっと長くなってしまいました。ここまでお読みくださりありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

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by atanabe-coach | 2008-02-17 13:29


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 関東地方は雪になりました。筆者は朝10:00ころ起きたのですが、千葉ではまだ路面がぬれているくらい、みぞれ混じりの雨でした。こりゃ積もる前にと、急いで近くのスーパーに買い物とガソリンスタンドによって帰ってきましたが、11:30には1~2cm雪が積もって路面が白くなりました。
 さて今日は先日聞かせていただいた、ある企業で開催されたファションデザイナーの山本寛斎氏の講演の感想をアップいたします。

 寛斎氏は、最近はファッションデザイナーというより、世界の各地でスパーショーを開催するプロデューサーとしての活動の方が多いのだそうです。このときの講演も、聴衆に元気付けるというような内容でした。なお、寛斎氏は華やなイメージがありますが、実は幼少のころは家庭の事情でかなり苦労されているようです。

 さて、講演会会場では立ち見もでる盛況、山本寛斎事務所の社長やスタッフの方々(といっても服装が我々とは異なり皆さん個性的なファッションに身を包まれています)も前方に座られる中、オレンジ色のジャケットの寛斎先生が後ろの方から手を振りながらご登場、場内は大きな拍手でお迎えしました。

 お話の内容は、ご自身が苦労してデザイナーとして成功し、さらに世界的なライブパフォーマンスをやるに至る物語でした。まず最初に言われたのが、寛斎先生が30年前に東京青山に事務所を構えられたときからの東京や世界の都市の変わり方の大きさでした。そして30年はあまりに長いため、10年単位で夢をもつことの重要さを説かれました。夢を持ちそれに向かって考えられることをすべてやる、できることをやりつくす、そうすれば大抵の夢は実現するということです。

 ご自分の半生を振り返られて、岐阜の工業高校の土木科に通いながらも、ご自身の適性に疑問をもたれ、なにかをやりたくて上京。銀座を歩く女性のカッコよさに驚き、自分もカッコよくなりたい、自分を表現したいと強く思い、服飾関係の先生に弟子入りされたのでした。長時間縫製の仕事をしたあとに、ファッション誌を手本に見よう見まねでスタイル画を練習し、自分の服を縫い、金髪に蛇皮というかなり目立つその服を着て山手線で通勤し、周囲の視線を自分のファッションへの評価と感じながら修行を積まれたのでした。そのようにして3年、ファッションコンテストで日本1位となり一躍有名に。しかしこのときまではまったく無名で、周囲に仲間もなく、コンテストのときはご自分で観客席から大きな声で合いの手をいれるなど努力をされています。

 その後世界に羽ばたこうと、ロンドンに進出し、世界のメディアに紹介されて脚光をあび、知名度を上げていきました。しかしパリに出たときには失敗におわり、失意の底にも落ちています。そこから脱却するために自分の作品をトランクにつめてアメリカを回って注文をとりながら(トランクショーというのだそうです)しのぐという時期があった後に、1993年48歳の時に、モスクワの赤の広場で一大スーパーショーを開催(費用は2億円自腹だそうです)。これはロシアへの進出の足がかりを築くための手土産代わりといわれていました。それまでだれも外国の人間が借り切ったことのない赤の広場の借用をモスクワ市長に掛け合って実現されたのです。2年後にはベトナムで、さらに2年後にはインドで同様のショーを開催してます。またその後日本でも岐阜や山口で開催しており、2007年1月には東京ドームで「太陽の船」を開催しています。入場券は1万円のところに、観客一人当たり費用は3万円かかっており完全な持ち出し、しかし営利目的でなく人々を喜ばせ元気にするためにやっているのでぜんぜんかまわないといわれます。出演者は一般の方々もかなり含まれており、ボランティアで出られています。見るより出るほうが楽しそうに感じました。

 このように寛斎先生の半生を振り返りながら、夢をもつことの重要性、それを実現するという意思をもってやっていけば実現するという実例、人を巻き込んで元気にしていくことのすばらしさを訴えられたのでした。

 このあと、寛斎先生主催のイベントのビデオが20分程度あり、そこで前半に説明のあったイベントがいかに大掛かりなものかがよく分かりました。


 最後に聴衆の何人かから感想や質問がありました。印象に残ったのもを2つご紹介します。

・こちらの地でイベントを開催する予定はあるか。⇒答え:(予定はなさそうなので別の視点から)自分は今金をかけずに小さなイベントも重要だと考えている。ぜひ皆さんで作り上げたらどうか。ここにいる皆さん全員でたいまつを持ち、ホイッスルをふいて練り歩いて、近隣の方々に楽しんでもらう。面白いことができるのではないか。

・自分は祭り嫌いだが、ビデオのイベントには自分も参加したくなった。感動した。この感動で仕事ができたらよい。


 私は最後、この2つの感想、質問を聞きながら思いました。出場者3000人というこんなイベントを開催するには、人集め、会場確保、スケジューリング、リハーサル、ショーの目玉となるいろいろな技術的な仕掛けの開発など、全体運営には綿密な計画の立案と実施するための労力は大変なものだと感じました。しかし大変であっても、このようなイベントは実行する人たちは楽しそうにやるのではないかと思います。なぜ寛斎イベントは楽しいのか、それは夢をもって、1つの共通のゴールを目指して皆が力をあわせることが、準備期間の一体感やワクワク感、やっている最中の充実感、やった後の達成感をもたらすのだと思います。このような感覚をもたらすエベントを意図的に設定して日常の中にちりばめると生活に張りがでて、楽しくなるように思います。

 また企業などでは仕事にもこの感覚を取り入れることができないか、とも思います。仕事のゴールを共有し、その達成に向かって力をあわせて各自が責務を果たしていく、その充実感と喜びを感じることができればモチベーションや生産性が一気に上がることと思います。この仕事を通じて、自分たちがどうなりたいのか、なにに喜びを感じるのかというビジョンが大切だと思います。


 最後に、この講演のあと、近くの空港に向かったのですが、そこのラウンジに入ると寛斎先生が座っていらっしゃる。「あっ、さきほどはどうもありがとうございました。聞かせていただいておりました。」とご挨拶しました。最初はけげんな顔をされた先生も愛想よく挨拶を返してくれました。少し離れた席に座りますと、先生が近寄ってこられて、こんなところでなんですが、お近づきにと名刺をいただいたのでした。それがこの記事の最初にあるものですが、片面が朱色に「上を向こう日本」、もう片面に「山本寛斎」とあります。名刺をいただいた時は朱色の方を表に向けて差し出されました。日本を元気にしたいという寛斎氏の心意気の表れなのだと感じました。こことしで64歳になられる寛斎氏ですが、今後ももっとパワフルに日本を、世界を元気にしていただくべくご活躍を祈ります。
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by atanabe-coach | 2008-02-03 15:03
 このブログは、平日に投稿をアップとしていますが、本日は特別に投稿します。また最近は「上司がんばれ」シリーズの連載となっていますが、本日は特別号です。
 実は知人からとてもすばらしい物をいただいたので、読者の皆様にもシェアさせていただきたいのです。筆者からのクリスマスプレゼントと思ってお読みください。

 さて、それはなにかというと、コーチングの仲間からいただいた、ある人の講演の録音を聞いた感想です。録音そのものをお届けできないのが大変悔しく感じますが、仕方ありません。以下ちょっと長くなりますが、ご容赦ください。

   ***以下感想です***

 その方は、顧客満足で繁盛しているレストランのオーナー中村文昭氏です。氏のことは、今回初めて知りました。Amazonを見てみると2003年から本も出版されており、ちょっとしたブームにもなっていたようで、自分の勉強不足を感じました。まあビジネスのいい話を聞けるかなという程度の期待をもって聞き出しました。所要時間を見てみるとなんと2時間、こりゃ長いわ、と思いながら、始めの15分くらいは中村氏の生まれ故郷の話が出てきて、少しは面白いかなと聞いておりました。ところが開始後20分あたりから「目からうろこ」とはこのことと思われるような話の連続で、気がつけば2時間の講演が終了。感動と涙の2時間でした。あまりの衝撃に、すこし時間をあけてもう一度聞いてしまいました。筆者もセミナーとか自己啓発ものとかが好きですが、いままででもっとも印象に残った講演であったと思っています。


ちょっと粗筋を紹介します。

 自分探しで三重県の山林ばかりの故郷を飛び出して東京に出てきた若き中村氏は、自分のやりたい仕事がわからず土木作業員とドーナツ作りのアルバイトをしながら、もんもんとした日々を送っていた。ある日焼き鳥屋で、後の人生の師となる田端俊久氏と出会い、人生の目的、働く目的を問い詰められ、自分がなにも考えていないことを痛感する。「他人との比較で生きる人生はさびしい」と諭され、即座に田端氏に弟子入り、田端氏率いる野菜行商軍団に加わり、仕事と勉強と修行の集団生活が始まった。
 5人の弟子たちは、田端軍団の4大ルール「0.2秒での即座の返事・・・自分の都合をつべこべ考えない」「頼まれ事は試され事・・・頼んだ人の予想を上回れ」「出来ない理由を言わない・・・物事が出来ないのは、出来ない理由をしゃべるから」「『そのうちやる』といわない・・・今出来ることを探して体を動かす」のもとで、日々田端氏の薫陶を受けていった。そして、お客様の期待以上の満足を追及する行商の姿勢は、団地のおばちゃんたちの支持を受け、ファンを増やし、味方を作っていった。
 こうして行商が順調に伸びていき、軍団は六本木にバーを出すことになり、中村氏が一人でそのバーを任されることになった。全く経験のない中村氏はある有名ホテルのラウンジに4ヶ月のバイト修行にでる。最初は退屈な皿洗いであったが、田端氏のアドバイスにより、皿洗いの働き方を変えて「日本一の皿洗い、稲妻の皿洗い」をめざし、そこの料理長や職場の人々をファンにしてしまう。これも相手の予測を上回ろうという行動の成果であった。この後バーはそのラウンジの人々のバックアップで無事開店し、業績も向上した。
 そして「おまえはもう成長した」と田端氏に認められた中村氏は、3年半ぶりに故郷の三重県に帰って独自でビジネスを始め繁盛している。


 この講演の間にずっと出てくるのが師匠田端氏の人生哲学です。
・人生に夢と目的を持て、それが日々の行動を産み、その積み重ねが人間力を鍛える。そして人間力に優れた人間に、他の人々は惹かれる。情熱をもって一生懸命にやる人を、他の人々は応援してくれる。
・夢が探せていない人間は人を喜ばせて生きていけ。そして人の予測を上回る働きをせよ、そうすると自分にしかできない役割が回ってくる。結果として、なくてはならない存在になれる。
・出来ないと考えるな、出来ないというのは自分が決めている、今出来ることを考えよ、体を動かせ、体を動かさないと目前の景色は変わらない。開き直るとたいていのことは出来てしまう。
・つらいことは1月もすれば慣れる、それはあとでネタになる。あきらめなかったら失敗は全てネタ、失敗が多い分だけ話がドラマチックになる、「失敗先発隊」、喜んで失敗させてもらう。
・人の予測を上回る結果を出せば、自分を覚えてもらえる、その人の記憶に長くとどまる。その人が外でしゃべってくれる。
・商売は人と人とのつながりだ、人の後ろにもまた人がいる。お客様の支持を得れば、あの店から買いたい、あの人に会いたいと思ってくれる。
 
 これらの考え方を、田端氏から体の芯まで刷り込まれたことが、中村氏の成功の減点になっています。 筆者は、講演を聞きながら必死でメモをとっていました。ビジネスにも人生にも、しっかりと深く心に響きます。それにしてもこの田端という人は偉いです。若き中村氏に焼き鳥屋で、衝撃の質問を問い詰めたのは、田端氏が若干26歳の時だったそうです。現在は熊本県で賢人塾という精神修養施設の開設の準備をやっておられるそうです。

 そしてこの中村氏は今、伊勢市で手作り結婚式ができるレストランをやっています。そこの従業員は当然田端氏からうけついだ中村哲学を実践しており、広告宣伝費はゼロ、それでもお客様が口コミでやってきます。(この講演録を聞かせた筆者の娘も、ここで結婚式をしたいと言い出しました。)また全国各地で人のご縁を大切にする生き方などを講演して回っておられるます。ぜひ一度本物をライブでお聞きしたい、言葉を交わしたいと思いました。

 このような生き方が出来たらいいな、いやオレも今からでもできるかぎりはやってやそろう、とそういう、心に元気をもたらせてくれる話でした。氏の著作「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ」「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ(2)」をセットでアマゾンに即注文したのは言うまでもありません。読み終わったら感想をアップさせていただきます。
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by atanabe-coach | 2007-12-24 02:11
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 昨日はコーチングの勉強会のことを書きました。その勢いで9月に受けたセミナーのことも書いちゃいます。

 9月中旬にビジネス書を出版しようというセミナーに行ってまいりました。有名なので実名を書かせていただきますが、「週末の達人」でおなじみの小石雄一さん主催の平日夜の勉強会で、出版塾主催畑田洋行氏の1時間の話と30分の質疑応答がありました。

 話の内容は畑田氏の御著書「ビジネス書を書いて出版する方法」(同文館出版 1400円)にあるものでしたが、著者ご自身から直接お聞きできたこと、また質疑応答の中では、本では読み取れない秘訣なども伺うことができました。

 筆者も将来はビジネスコーチングとかビジネスコンサルティングについての本を書きたいと思っておりますが、最も有益な情報は、本に書く内容は、経験と実績に裏打ちされた内容でないと売れないし、そうであれば高い確率で売れるということでした。筆者は、人様に語たれる経験と実績というとまだ考え込んでしまう段階にあります。今後はもっと目標分野を絞り込んで、経験・実績の棚卸しや更なる蓄積に勤めようと決意を新たにいたしました。

 また、参加者は20名くらいでしたが、その後の2次会では、小石さん、畑田さんのほかに、12名の方々と食事をともにさせていただきました。小石さんも畑田さんも本は20冊以上出されているようですが、小石さんを越えて28冊出版された女性、ファッションライターの方、雑誌編集者、会社員ながらメーリングリストやブログで多くの読者を持った方、陶芸作家の方、伝統工芸の活性化に取り組んでいらっしゃる方、気象予報士で整理収納アドバイザーという珍しい資格を持っていらっしゃる方、などなど、将来は本を出したいさまざまな方々とお話をさせていただきました。

 本をたくさん出している方、たとえば小石さんなんかは、このテーマで出そうと決めたら、本業の傍ら企画、執筆にかかって3ヶ月くらいで出版できるのだそうです。筆者が思いますに、いったん核となるコンセプトがあれば、あとは追加、修正、アレンジでどんどんかけるものなのかも知れません。であればとにかく1冊出すと、あとは比較的簡単かも、とも思えます。

 最初の本の企画作り・・・人様に語れる特異な経験と実績、筆者にとってはまずはこれです。 本を出すという目標は2~3年には達成したいと思っています。

<本日と明日は自宅以外からアップします。ダイビングの写真を保存した愛用のパソコンをもってきていないので、写真はフリー写真素材をお借りします。>
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by atanabe-coach | 2007-10-10 00:21
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