ヤル気のヒキダシ第11回:中間目標とその進捗を見える化する
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読んでトクする連載特集
「ヤル気のヒキダシ」
やる気引出しプロデューサー・田辺 晃がお送りする、読んでトクするブログです。あなたのココロにヤル気のヒキダシをつくりましょう。
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第11回:中間目標とその進捗を見える化する
前回は、ちょっと先の目標を達成するために、時間軸にそって目標を細分化しておいて、達成の予感・実感の喜びを繰り返し感じてヤル気を継続させる方法について見てみました。この方法についてもう少し突っ込んでみたいと思います。
それは中間目標の達成状況を見える化(*)するということです。具体的には中間目標を時期と達成レベルで表現し、見えるところに掲示しておきます。そして定期的に達成状況をチェックし、それを書き込んでいきます。チェックボックスにチェックをいれたり、項目を見え消しにしたり、ガントチャート(日時の軸の枠の中に、実施項目ごとに、実施期間に対してスケジュール線を引いたもの)であれば現時点の位置をプロットしたりしていくのです。
このように中間目標が次々とクリアされていく状況が目に見えることによって、より大きな達成感を味わうことが出来るでしょう。また遅れがでていれば、なんとか挽回しようという気持ちも湧いてきます。
さらに、定期的に振り返ることについての意識そのものが高まりますので、途中でチェックを忘れてしまうということもおきにくくなります。また、どうも設定した目標が実態と合わなくなってきたというような状況変化があれば、中間目標を見直したり、最終目標自体をより望ましい最終目標に置き換えるというも行いやすくなります。
このように見える化によって、ヤル気の持続とともに、より良い目標を持ち続けるという効果がでてきます。
見える化とは、すぐれた管理方法であるだけではなく、すぐれたヤル気維持の方法でもあったのです。
(*)見える化とは:状態(資源の消費状況や、設備や人の稼動状況、計画の進捗・達成状況など)を、表示、グラフ、印などを使って、だれにでも一目でわかるようにし、かつすぐにアクションをおこせるようにしておく管理方法のこと。目が行き届きやすくなることにより、管理手間の削減と管理レベルの向上を両立できる。工場やオフィスなどで取り入れられている。
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・・・ゴールデンウィークの計画が立っていないのが悩ましい筆者です。