ゴルフスコアアップの5ステップ 第7回:事実と解釈は異なる
こんにちは、”やる気引出しプロデューサー”の田辺 晃です。空も澄み渡り、空気もヒヤッとしてきてすっかり秋らしくなりました。都合によりオリオン座流星群が見れなかったのが残念でした。
さて脳の取扱説明書とも呼ばれるNLP(神経言語プログラミング)のスキルをゴルフに活用した「心の状態管理でゴルフスコアが驚くほど伸びる5つのステップ」へようこそ。ゴルフ練習場ではすばらしい球が打てるのに、本コースではなぜか打ち方が変になって、ガタガタになってしまうあなたのための特集です。このスキルを使って10打改善を目指しましょう。
では第7回目の始まりです。
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コースで実力発揮するには腕ではなく心の持ち方がカギだった!!
心の状態管理で
ゴルフスコアが驚くほど伸びる
5つのステップ
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ゴルフスコアアップの5ステップ 第7回:事実と解釈は異なる
前回まで、あなたの潜在意識に、自由に思いのもままにゴルフをプレーできるあなたのVAK(視覚・聴覚・体感覚情報)を、ゴルフ本番で活用する方法をお伝えしてきました。今回は、ゴルフスコアアップの5ステップ
[Step1] 日常から心の基盤を作る
[Step2] 好体験を心の栄養にする
[Step3] 本番を妄想する
[Step4] 本番で潜在意識を活用する
[Step5] 結果を自分に役立つように解釈する
の[Step5] 結果を自分に役立つように解釈するで、どうしても出てしまうミスへの対応をお伝えします。
まず最初にお伝えしたい重要なことがあります。それは・・・
事実と解釈は異なる
ということです。事実そのものは色のついていない単なる出来事です。それをどう解釈するかは、その人の考え方次第ということです。たとえば、
事実:コップに半分水が入っている
解釈1:もうあと半分しかない(いけない、どうしよう)
解釈2:あと半分もある(まだまだいける)
事実:2日後が提出期限である
解釈1:あと2日しかない(いけない、どうしよう)
解釈2:あと2日もある(まだまだいける)
どう解釈しようと、その人の自由なのですが、どうせなら、自分に役に立つように解釈したほうがいいですよね。
さて、この前提の下に、本番中に起こったことをすべて自分に役に立つように解釈しましょう。ではミスショットしたらどうするか。以下順を追って説明します。
[Step5-1]自分を信じて冷静に見極める
ミスショットすると、「あーやっちゃったー」と思います。声もでます。これは仕方がない。でもその後すぐに次の球を打つわけではありません。必ずボールのところまで移動して打たなければなりません。つまり時間があるのです。この時間に心の状態を立て直すのです。ボールをそこに打ってしまったのはもう返らない事実、だから悔やんでも仕方がない。今やるべきことは、この窮地からうまく脱出すること。であれば冷静に考えてどう打てばベストなのか、これを考えるのです。難しければ仮想の視点を自分の外に置いて、TV中継されているようにして、その画面を見てみましょう。
ボールに向かっていく自分が見えます。ボールのそばでちょっと考えている自分がいます。おちついてスタンスをとる自分がいます。自分を信じてしっかり打っている自分がいます。美しく飛んでいくボールが見えます。・・・とこんなことを想像しましょう。
[Step5-2]プラス思考でよいところを見つける
同時にこんなことも考えます。「このミスのよいところは何だろう?」 ミスを潜り抜けると、技術があがります。自信がつきます。仲間から見直されます、と考えると、チャンスですよね。単純なミスショットというわけではありませんが、こんな事例も挙げておきます。これらは先日実際に私とパーティメンバーに起こった事例です。
事例1:バンカーショットに何度も入る
よいところ:今日は何度もバンカーショットの練習ができてよい
事例2:ピッチングウェッジを紛失してしまい、慣れていないアプローチウェッジばかりで打たなければならない
よいところ:アプローチウェッジになじむチャンスだ
事例3:誤球してしまい、ペナルティがついた
よいところ:ボーっとしてプレーしていた。このあと大ポカをしないようにとの警告だ
[Step5-3]起こったことに感謝する
前のステップを見ると、すべての出来事を自分にとってよいもの、自分を成長させてくれるものに解釈できます。であればこんなにありがたいことはありません。ミスショットに心から感謝するのです。感謝の気持ちは心をとてもリラックスさせてくれます。暖かく、ふわっと軽い気持ちがわくことでしょう。
[Step5-4]アンカーポイントを押さえる
実際のショットの前に、リソースフルアンカリングを活用することはいうまでもありません。
以上がミスショットからただちに立ち直る方法です。書いていることはとてもシンプルだと思います。ひとえに事実をどう解釈するかということによっています。それでも「オレにはできない」といって深刻に考えてしまう人がいることも事実です。あなたはいかがですか。
次回はしめくくりとして[Step1]日常から心の基盤を作るの意味をもう一度考えてみることと、[Step1]~[Step5]を確実にするために最も大切なことをお伝えします。お楽しみに。
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10月20日に中小企業基盤整備機構九州支部主催の「中小企業支援のための経営改革策定研修」を受けてまいりました。今回は管理会計のしくみをしっかりつくるという内容で、税理士の西野光則先生が講義してくださいました。専門的な話はさておき、驚いたのは表計算ソフトのExcelにVisualBasicを組み込んで、これでもかというくらい使い倒していることでした。そのプログラムの紹介だけでなく、なんと気前よく配布もされて、これで中小企業を良くしていただきたいという太っ腹さに感激しました。またExcelに組み込んでオリジナルメニューやそのボタンをつくる「戦えExcel」というプログラムもご紹介があり、これをゲットしただけでも収穫でした。(いずれもホームページで公開されています。)Excelってこんなに強力なものなのですね。 では、お元気で。
さて脳の取扱説明書とも呼ばれるNLP(神経言語プログラミング)のスキルをゴルフに活用した「心の状態管理でゴルフスコアが驚くほど伸びる5つのステップ」へようこそ。ゴルフ練習場ではすばらしい球が打てるのに、本コースではなぜか打ち方が変になって、ガタガタになってしまうあなたのための特集です。このスキルを使って10打改善を目指しましょう。
では第7回目の始まりです。
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コースで実力発揮するには腕ではなく心の持ち方がカギだった!!
心の状態管理で
ゴルフスコアが驚くほど伸びる
5つのステップ
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ゴルフスコアアップの5ステップ 第7回:事実と解釈は異なる
前回まで、あなたの潜在意識に、自由に思いのもままにゴルフをプレーできるあなたのVAK(視覚・聴覚・体感覚情報)を、ゴルフ本番で活用する方法をお伝えしてきました。今回は、ゴルフスコアアップの5ステップ
[Step1] 日常から心の基盤を作る
[Step2] 好体験を心の栄養にする
[Step3] 本番を妄想する
[Step4] 本番で潜在意識を活用する
[Step5] 結果を自分に役立つように解釈する
の[Step5] 結果を自分に役立つように解釈するで、どうしても出てしまうミスへの対応をお伝えします。
まず最初にお伝えしたい重要なことがあります。それは・・・
事実と解釈は異なる
ということです。事実そのものは色のついていない単なる出来事です。それをどう解釈するかは、その人の考え方次第ということです。たとえば、
事実:コップに半分水が入っている
解釈1:もうあと半分しかない(いけない、どうしよう)
解釈2:あと半分もある(まだまだいける)
事実:2日後が提出期限である
解釈1:あと2日しかない(いけない、どうしよう)
解釈2:あと2日もある(まだまだいける)
どう解釈しようと、その人の自由なのですが、どうせなら、自分に役に立つように解釈したほうがいいですよね。
さて、この前提の下に、本番中に起こったことをすべて自分に役に立つように解釈しましょう。ではミスショットしたらどうするか。以下順を追って説明します。
[Step5-1]自分を信じて冷静に見極める
ミスショットすると、「あーやっちゃったー」と思います。声もでます。これは仕方がない。でもその後すぐに次の球を打つわけではありません。必ずボールのところまで移動して打たなければなりません。つまり時間があるのです。この時間に心の状態を立て直すのです。ボールをそこに打ってしまったのはもう返らない事実、だから悔やんでも仕方がない。今やるべきことは、この窮地からうまく脱出すること。であれば冷静に考えてどう打てばベストなのか、これを考えるのです。難しければ仮想の視点を自分の外に置いて、TV中継されているようにして、その画面を見てみましょう。
ボールに向かっていく自分が見えます。ボールのそばでちょっと考えている自分がいます。おちついてスタンスをとる自分がいます。自分を信じてしっかり打っている自分がいます。美しく飛んでいくボールが見えます。・・・とこんなことを想像しましょう。
[Step5-2]プラス思考でよいところを見つける
同時にこんなことも考えます。「このミスのよいところは何だろう?」 ミスを潜り抜けると、技術があがります。自信がつきます。仲間から見直されます、と考えると、チャンスですよね。単純なミスショットというわけではありませんが、こんな事例も挙げておきます。これらは先日実際に私とパーティメンバーに起こった事例です。
事例1:バンカーショットに何度も入る
よいところ:今日は何度もバンカーショットの練習ができてよい
事例2:ピッチングウェッジを紛失してしまい、慣れていないアプローチウェッジばかりで打たなければならない
よいところ:アプローチウェッジになじむチャンスだ
事例3:誤球してしまい、ペナルティがついた
よいところ:ボーっとしてプレーしていた。このあと大ポカをしないようにとの警告だ
[Step5-3]起こったことに感謝する
前のステップを見ると、すべての出来事を自分にとってよいもの、自分を成長させてくれるものに解釈できます。であればこんなにありがたいことはありません。ミスショットに心から感謝するのです。感謝の気持ちは心をとてもリラックスさせてくれます。暖かく、ふわっと軽い気持ちがわくことでしょう。
[Step5-4]アンカーポイントを押さえる
実際のショットの前に、リソースフルアンカリングを活用することはいうまでもありません。
以上がミスショットからただちに立ち直る方法です。書いていることはとてもシンプルだと思います。ひとえに事実をどう解釈するかということによっています。それでも「オレにはできない」といって深刻に考えてしまう人がいることも事実です。あなたはいかがですか。
次回はしめくくりとして[Step1]日常から心の基盤を作るの意味をもう一度考えてみることと、[Step1]~[Step5]を確実にするために最も大切なことをお伝えします。お楽しみに。
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10月20日に中小企業基盤整備機構九州支部主催の「中小企業支援のための経営改革策定研修」を受けてまいりました。今回は管理会計のしくみをしっかりつくるという内容で、税理士の西野光則先生が講義してくださいました。専門的な話はさておき、驚いたのは表計算ソフトのExcelにVisualBasicを組み込んで、これでもかというくらい使い倒していることでした。そのプログラムの紹介だけでなく、なんと気前よく配布もされて、これで中小企業を良くしていただきたいという太っ腹さに感激しました。またExcelに組み込んでオリジナルメニューやそのボタンをつくる「戦えExcel」というプログラムもご紹介があり、これをゲットしただけでも収穫でした。(いずれもホームページで公開されています。)Excelってこんなに強力なものなのですね。 では、お元気で。
by atanabe-coach
| 2009-10-25 23:20