いきいきとした職場4
筆者はここにビジネスコーチングが大いに役立つことと考えています。企業や職場の目標や、最初に説明することは必要ですが、個々の部下の目標設定や、仕事の進め方について部下にも意見を言ってもらい、それに対して適切な質問を行うことによって、更なる気づきを与え、アイデアを出させ、実施方法を考えさせ、それに対するモチベーションをアップする。これがビジネスコーチングを活用したいきいきとした職場つくりになると考えています。
なお、私が所属しているコーチング実践会の杉本会長によると、コーチングを行う側が解を持っており、コーチングの手法を使って部下にそれを納得させるのは「ビジネスコーチングスキルの活用」、一方コーチングを行う側も解を持たず、部下の気づきにまかせることがほんとうの「ビジネスコーチング」といって区別しています。したがって、上記の文章で言っているのは厳密には「ビジネスコーチングスキルの活用」になります。しかし、部下が議論に参画し、自分で気づき、結果として行動につながるという面では、目的は同じです。
従業員の士気が高く、目標に邁進している職場、つまりいきいきとした職場つくりへのチャレンジはビジネスコーチングの導入によって実現可能性が広がります。
by atanabe-coach
| 2007-07-12 00:54